日本義肢装具学会概要

学会概要

学会概要

理事長挨拶

坂井一浩(人間総合科学大学)

 2021年10月より、芳賀信彦前理事長の後任として第9代理事長を拝命いたしました。就任にあたりご挨拶申し上げます。

理事長 坂井一浩 写真

 本学会は義肢・装具、支援機器の供給や開発にかかわる医師、義肢装具士、理学療法士、作業療法士、エンジニアら多職種で構成され、「義肢装具等の技術の進展と知識の普及等に関する事業を行い、学術文化と障害者の福祉の向上に寄与すること」を目的に、教育・研修、学術的な活動を行うと共に、災害支援や国際協力等にもかかわっています。
 義肢・装具、支援機器の効果的な利活用は、多職種チームが対象者のゴールを正しくとらえると共に、個々の従事者が高度な専門性を発揮することによって得られるものであり、本学会は従いまして、関連する多職種が共に研鑽し、情報交換ができる国内唯一のプラットフォームとして、今後も患者・障害者への義肢装具サービスの質的向上を目指し活動を続けてまいります。
 また、これからの学会に特に求められる公的な役割として、義肢・装具、支援機器を必要とされている方々に関するデータの収集と共有、義肢・装具、支援機器の効果を示すエビデンスの構築などがあると思っております。義肢・装具,支援機器にかかわる技術的な発展に留まらず、社会の中での役割を果たすべく、会員の方々と協力して進んでいきたいと考えております。
 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

学会説明

 1968年7月に義肢装具研究同好会として発足した当学会は、リハビリテーションの中で幅広い領域を占める義肢装具・福祉機器などに関する様々な職種 ~義肢装具士・医師・理学療法士・作業療法士・エンジニア等~ の本邦唯一の集まりとして様々な活動を続けてきました。その後、1972年11月に日本義肢装具研究会と名称変更し、学術集会・研修セミナーの開催,学術誌の発行などに一層努力を続けてきました。
 1981年度からは永年に亘り義肢装具発展のために尽くされた、故飯田卯之吉先生(元国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所長)の業績を偲んで飯田基金が設立されました。
この基金により、毎年、義肢装具・リハビリテーション工学の分野で特に優れた業績をあげた者に対する飯田賞の表彰制度が行われています。
 1984年11月に名称が『日本義肢装具学会』となり、 2013年5月1日付けをもって『一般社団法人 日本義肢装具学会』へ移行致しました。

学会定款

日本義肢装具学会定款実施規則

日本義肢装具学会施行内規

例会・大会・セミナー一覧

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